蟲師 ７巻

蟲師 (7) アフタヌーンKC (404)

発売日を失念してた！！！
そんなんで蟲師７巻。
最初の話から結構ヘビーだな桜のような蟲の話。
首を挿げ替えるとか高橋留美子の人魚シリーズの話みたい。
桜と繋がってたのかな最後の炎に焼かれて消えるのは切ない。
相変わらず一話、一話のクオリティが高いです。
そのほかは鏡の話と雷の話。
なんだか今回は一族代々行ってきた系が多いね。
でも今回はダントツで棘のみちだよね。
淡幽お嬢さんが再び登場ですよん。
蟲を封じこめた為に足の不自由な淡幽お嬢様とその蟲を共に封じ込めた
薬袋一族の、クマドの話。
ギンコが淡幽に依頼されたわけだけど。
人の器の中に光酒で作った人工の蟲を入れるという仮初の魂みたいな設定。
こういうの切なくてドツボだ。
人の部分を失いかけてるのにギンコを助ける辺り良いではないですか。
後は淡幽のもう少し若い頃の話、違う景色とか日の昇るエピソードとか、
他の話より少し長いけれど全然飽きないし凄く良かったです。
そんなんで、買って損は無い一冊だと思いますよ。